【インタビュー No.1】工場の見える化現場改善キット『見える化君』の開発について / 愛尔希(大連)科技有限公司(大連ILC)
大連の企業や団体でITに関する活動やサービスなどに携わる企業や団体インタビューして回る新企画!
今回は、大連ITクラブの協賛企業でもある、愛尔希(大連)科技有限公司(以下 大連ILC)の土居董事長を訪ねてまいりました。
大連ILCとは
大連ILCは組込み技術をコアに日本国内TOP組込み特化ソフトウェアメーカ並びにインテグレータ企業を目指し、創業以来、「制御」、「GUI」、「HMI」、「通信」、「IoT」をキーテクノロジーとして、あらゆるマイクロコンピューター機器の組込みソリューションとシステムソリューションを提供し続ける先進的な企業として活躍しています。詳しくはこちらをクリック ≫
今回のテーマ:~ ASOL社との共同開発の新サービスの紹介 ~
名称:見える化君
形態:現場改善キット
概要:工場設備の見える化を簡易的に導入できる現場改善キット
※詳しくは、下記添付資料(PDF)をご覧ください
インタビュー
Q1 土居さんが『見える化君』を開発してみようとお考えになったきっかけは何でしたか?
(土居さん)生産現場の情報化については、各社、各工場でどんどん進んでいますが、現場で簡単に情報を収集するには、いろいろな手間がかかるようで、なかなか一歩踏み出せません。
Q2 どのようなお客さんの “ 困った ” を解決できますか。
(土居さん)今回は、上海の現場改善コンサルタントASOL社と連携し、生産現場の情報化について初期投資を抑えることを目的として、設備機械に取り付けた信号表示灯(商標名パトライト)のON/OFF状態を光センサで把握し、ON回数やON時間を測定、機械の稼働率を計算することを容易にしました。これにより、現場での情報収集が、従来よりは格段に容易になります。
Q3 これからどんな風に展開していきたいと思っていらっしゃいますか
(土居さん)まずは、生産現場の設備について、その稼働状況をデータで把握できずにお困りのお客様に、見える化君をお勧めします。収集できたデータの分析や現場改善に対する指導についてのご要望があれば、ASOL社を紹介させていただきます。設備からの稼働情報収集だけでなく、検査機からの情報収集についても、ご提案させていただきます。
ありがとうございました。(インタビュアー:事務局 田原)